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【スタッフインタビュー】リモ―トワークの理由は子どもの誕生

スタートアップ/ベンチャー対象

田中 亮大(りょうだい)

タクセル社の代表取締役。当然、社長だろうが生粋のリモートワーカー。むしろ、誰よりもリモートワークの利点を享受しているかも。タクセル設立の背景、描くビジョンにも迫った。


リモートワークを始めたのはいつからですか?

実は、新卒で働き始めたときからずっとです。

大学卒業後に外資系製薬会社に入社したのですが、医師を訪問する業務内容だったこと、そして人事評価が成果主義であったことから、ほぼオフィスには行かずに、自宅から病院に向かい、空き時間はカフェで仕事をするスタイルでした。

今から約10年前なので、リモートワークをしている実感も無かったですが、今、思えば、最初からリモートワークに自然と取り組んでいたことになります。


当時から、リモートワークの良さに気づき、タクセル社を設立したのですか?

いえ、当時からリモートワークを謳歌していたわけではありません。意識せず、リモートワークをしていたとはいえ、会社のマネジメント方法は旧態依然としたものでした。毎日詳細に訪問日報を提出しなければいけなかったですし、有給休暇の取得も難しかったです。?

外資系でリモートワークというと働き手の柔軟性が高そうに聞こえますが、そうではなく管理されている感覚は強かったです。『オフィスにいない分、管理をしないと』といった風潮は、リモートワークが許容されている企業に今も多く根付いています。

私はその考えを覆したいのです。タクセルの由来の一つは『託す』という言葉です。仕事は『任せる』と言いますが、将来や夢という言葉の場合は『任せる』と言わずに『託す』と言います。『託す』という言葉には、想いを込めて、信じるといった意味があり、任せることより責任が増すと思っています。

離れていて見えないからこそ監視されがちなリモートワーカーのマネジメントにしても、企業側が働き手に『託す』ことができれば、働き手はより自由に柔軟性高く働くことができ、その一方で企業はしっかり成果数値を測れるようなマネジメント手法に変えることができると思います。

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リモートワークによって家族との時間は増えましたか?

劇的に増えました。タクセル社を立上げる前も、別の会社の経営をしていました。いわゆる、スタートアップです。億単位で資金調達し、会社に朝から晩まで働く。俺たちで世界を変えるんだ!本気でそう思っていました。

しかし、息子が生まれてから、この働き方に疑問を持つようになりました。家族と過ごすのは週末だけ。その週末も仕事の予定が無い日が無い。。。このままでは、世界を変えるどころか、自分の家族すら満足に幸せにできないのではないか・・・まずは、大言壮語する前に、自分の時間の使い方、自分の働き方から変えよう!そう思って、理想の働き方を実現するために、タクセルを設立しました。

その結果、まず通勤が無いので、朝起きて子どもとご飯を食べたり、少し遊んだり、数時間働いたら、昼には一緒に公園に行ったりしています。今までは、平日に家で食事をすることは無かったですが、特別な会食が無い限りは、18時とか19時には家族で夕食を食べます。働き方が変わるだけで、家族との向き合い方も180度変わりました。

リモートワーク、リモートチームの成功のポイントは何ですか?

私にとって、一番大切なのは愛する家族との時間ですが、『自分の人生・自分の時間を自分でコントロールする』ことも同じくらい自分にとって大事です。リモートワークはそれを実現するための一つの手段だと思っています。?

この考え方が、リモートワーク成功のためには必要です。リモートワークは「自由」といったイメージを持たれがちですが、実際は自分で自分をコントロールする力が問われ、誰からも指示・監視が無い分、指示待ちスタイルで仕事をしてきた人には厳しい環境のように感じます。

特に、日本人は学生のときから決められたことを淡々とこなすことが得意で、社会に入ってもそこから抜け出せない方がたくさんいるように思えます。

一方で、自分の人生において決められたことは何もなく、能動的に自己管理・自己実現していかないといけません

リモートワークで成果を出せる人は自分の役割を自覚し、自身のモチベーションを管理できる人です。それは、相まって、自分の人生においても、成功していける人じゃないかと思うのです。ワークスタイルとライフスタイルが表裏一体だからこそ、セルフ・モチベートされた人を、リモートワーク普及によって増やしていく、その土台にタクセルがなっていければと思っています。

「タクセルに関わったことで、自分のライフスタイルに合わせた働きかたを実現できた」そんな喜びの声を、タクセラーとして活躍してくれる人、タクセルに仕事を依頼してくれる会社で働く人、?そして、タクセル社で一緒に働いてくれるメンバーに言ってもらいたいと心から思います。