中小企業が使う販売管理システムと在庫管理システムの連携は可能か?

販売管理と在庫管理の関係 販売管理
販売管理と在庫管理の関係

今回は、お隣の家のように感じるくらい近い距離にある在庫管理システムとの相性といいますか、連携をするべきかどうか、などを記事にしてみました。結果から申し上げますとシステム同士の相性は大変よく、連携出来るのであればするべきです!という記事になります。

在庫管理システムとは?

こちら、よく耳にするかしないかは、業界によります。笑 小売り、卸などでBtoB、BtoCをされているお商売の方であれば利用されていることが多いシステムです。要は、会社に今どれだけ在庫があって、今日はどれだけ商品を出したか、来週にはA社から商品入荷があって、自社倉庫の在庫数がいくらあるのか。などを管理するシステムです。
近年、とくにコロナ禍になってから、とても導入されているシステムでもあります。何故かというと、インターネット上で複数店舗運営される場合の在庫管理にとても便利だからです。私もオンラインストアでよく買い物をするのですが、一つの商品を買うにも、そこの会社独自でされているECサイトや、楽天、Yahoo!、Amazon、ファッション関係ならZOZOTOWNなどもありますよね。で、小売り業をされている業者さんは上記であげたネットショップに複数出店されていることが多いです。そうなると大変なのは、在庫の管理です。楽天と自社のECサイトでたまたま在庫1個の商品が時間差で注文が入ってしまった場合・・・後から注文のあった人には送れないですよね。私自身も何度か経験がありまして、楽天で購入後、翌日にショップから電話があり「すいません、ご注文いただいていた商品は別の店舗で売れてしまい在庫がなく遅れません。申し訳ありません」と連絡。これって私も嫌だし、担当者さんも嫌ですよね。笑 だからこのような状況を防ぐためにあるのが在庫管理システムなんです。

在庫管理と販売管理

さて、今回の本題の部分。中小企業の販売管理システムと在庫管理システムはそれぞれ独立したシステムを入れている中小企業が多いです。そもそも最初から一緒にいれるって会社の方が稀なのかもしれませんね。だって、会社が大きくなるまで、最低限のシステムで回っていたからその時は、システム同士の連携を考えて。だなんて考えて動く方は少ないのではないでしょうか? だから在庫管理システムと販売管理システムはかなり近い存在ながら、受け渡す橋がないために、それぞれでのシステムで管理をしているという現状があります。 そのをどうかけるかが問題なのですがなかなか難しい問題になります。例えば、システム同士の相性がよくCSVで連携出来るとなれば、開発費用も少なく連結工事が出来るでしょう。
しかしながら多くの場合は高くなってしまいます。だからせっかくシステムを一つにしようと考えていても中小企業の経営者はここであきらめてしまうんです。

在庫管理システムと販売管理システムをひとつに

ここで、連結をどうしてもしたいとなると、次のステップにいきます。私自身は販売管理システムを販売している人間なので、取扱製品を押し出したいのですが、今回は特別に方法をお伝えします。

それはクラウド型ERPで解決できるんです。

ERPでは、在庫管理、販売管理、もう少しいうと購買管理、財務、労務、人事など会社の基幹となる部分を網羅しているシステムです。 当然、在庫管理、販売管理は管理画面一つで見ることが可能です。また1つの商品の数字入力も1回で、在庫数に対して会社がいくら在庫の資産を持っているかや、それを販売して粗利がどうなっているか、経費を計算したうえでの営業利益がいくら残っているかを全て把握できます。
この方法であれば、販売管理システムと在庫管理システムを無理くり連結し一元化しなくても、そもそも一つのシステムとして利用出来ることになります。それは開発費がかからなく、格安でシステム移行が出来る。さらに財務会計までフォローできるという優れものになります。

まとめ


いかがでしたでしょうか。在庫管理システムと販売管理システムとの相性は抜群ですが、製品が違う場合は、連結工事費が高くなる場合があります。ですのでその場合はクラウド型ERPがおススメです!というお話でした。
実際に販売管理システム単品で導入するよりERP導入の方が安いなんてこともザラにあります。クラウド型が主流になったことで、開発費がかからず導入まで出来るというのはクラウド型ERPの強みなので、販売管理システムと在庫管理システムを一つにしたい場合はERPの検討も良いかと思います!

ただし、ERPでも在庫管理機能がついていないものもありますので、導入前は各製品の仕様をご確認の上ご検討ください! 必要があれば私からご提案することも可能です!

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